瓦礫の中のゴールデンリング

アニメを作ってます。アニメがお仕事です。

なんだろうな。

ちょっと前やってた仕事で、最初に監督と打ち合わせしてから1ヵ月以上作画打ち合わせが終わらない、という困ったちゃんなことがありまして、どうするのか、これじゃ間に合わないよ、と制作に質しても要領を得ず、結局制作がアニメーターを確保できなかった…

走る走る俺たち流れる汗もそのままに。

3本やった1月番組も納品が終わり、次のシーズンの作品が入ってくる予定です。 この1月番組を、ほんとに愛おしくファン目線で視聴しています。40代も半ばですが、主人公たちのキラキラとした「青春」というものに惹かれながら観ています。高校の頃、足の遅…

近況。

細々とお仕事を続けていて、すげえ大変な1月番組を何故か1クールで3本やらないといけないというおお困ったよ な状況です。 それとは別に初めて劇場作品にもかかわり、12月11日公開ということですので、観てやってください。

関東大震災から91年。

工藤美代子の「朝鮮人虐殺の真実」本についてこのブログで二、三書いたのが2010年の春ですが、4年経ち、今度は工藤の夫である加藤康男著者名義による同じ本の改訂版がWAC出版から出される(産経新聞出版の工藤の本は現在絶版?品切れ?状態)という奇怪な出…

ガッチャマン観た。

あまり評判がよくないので「ガッチャマン」ついつい興味がわいて観に行ってしまいました。 …誰だよ、「デビルマン」級とか言ったの。これ普通につまらない映画だよ。木村拓哉の「ヤマト」程度の作品だよ。デビルマンはいろいろあって生まれた奇跡のようにス…

あらまあ。

30過ぎで演出になって10年ちょっと。 ひどい扱いを受けたことは何度もあったけれども、ちょっとそれないんじゃない?ひとこと断れよ、という扱いを受けました。 まあ人目にゃ大したことじゃないし、向こうもそう思ったんでしょうけどね。繰り返し言えばひと…

寒い。

今日は昼から田無で仕事。コンテ撮用のタイムシートを作りながら、合間に作画打ち合わせ。夜はラッシュチェック。オールラッシュになるにはあと2日ほどかかりそう。恐ろしいことに来週放映なのだが。同じスタジオの仕上さんがエライ苦労して割れてない動画…

糞演出はここにいるぞ。

某巨大掲示板の「糞演出家を晒すスレ」でN氏、I氏とともに糞演出家ビッグ3として扱われることになって久しい僕ですが、あそこに書き込んでる人は誰なんだろうとときどき思います。立場的にああいう書き込みをする業界人(であれば)というのは制作がほと…

久しぶりに書いてみる。

ずいぶん久しぶりにブログに手を出してみる。3年ぶりか。 この間何をやっていたかと言えばボーっとしつつその時々依頼が来た仕事をしていたにすぎないのだが、2008年頃から目に見えて我らが業界の仕事が少なくなり、一昨年はほぼ業界の仕事はせずにバイトし…

山内久司の話など。

時代劇専門チャンネルで「新必殺仕置人」のHD放送が始まり、そのおまけで「必殺を斬る」が放送されています。藤田まことのナレーションは藤田の最後の仕事。第1回は朝日放送プロデューサーだった山内久司中心。「必殺仕掛人」から「必殺仕事人激突!」ま…

逐文批判からちょっと離れて。

工藤美代子の本を読んで、「こんなことが隠蔽されていたなんて知らなかった」と感じた人は多いでしょう。なぜそう感じるかというと、隠蔽どころかあからさまになっている事実さえ知らないからです。工藤がちらりと批判している吉村昭「関東大震災」は読みや…

「真実」についての続き。その2

・(104ページ)吉野作造の論文からの引用。 「震災地の民衆を大混乱に陥れた所謂『鮮人襲来』の流言の出所に就いては、説が区々として一定しない。警視庁幹部の説によれば(大正十二年十月二十二日の報知新聞夕刊所載)流言の根源は、一日夜横浜刑務所を解…

工藤美代子「真実」についてメモ。その1

・(102ページ)吉野作造が耳にした流言蜚語の大要 「朝鮮人は、二百十日から二百二十日迄の間に、帝都を中心として暴動を行ふ計画をして居たが、偶々大震災が起こつたので、其の秩序の混乱に乗じて、予ねての計画を実行したのである。即ち彼等は、東京、横…

1800円損した。

関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実作者: 工藤美代子出版社/メーカー: 産経新聞出版発売日: 2009/12/02メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 166回この商品を含むブログ (26件) を見る工藤美代子「関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実」を読んでみた。「SAPIO」で連載…

再開。

書く気があまり起きなくなって放置していたのですが、再開します。二度目ですが、過去ログは消しました。タイトルは元に戻しました。気ままに続けます。