瓦礫の中のゴールデンリング

アニメを作ってます。アニメがお仕事です。

誰でもいつかはさ。

昔から知っている人の訃報を聞くことが多くなってきて、歳をとっているのだから、子供のころからあこがれた人などが鬼籍に入ることはもう珍しくもないのですが、結構知り合いが若くして亡くなるというようなことも(コロナのせいばかりでは決してなく)増えてきて、50歳を越えると死について心のどこかでいつも考えているような気がします。

死について考えるのは、つまりは生きることについて考えるということでもあるのですが、根拠のない自信で何でもできるんだ、と思っていた年頃はとうに過ぎ、何も果たされないだろう人生の終末が思い浮かぶ。それでもまだ僕は生きているし、20年前よりも10年前よりも今、ましな生き方をしていると思う。そう、まだ時間はあるんだから。