瓦礫の中のゴールデンリング

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こんてさつ2。

午前中から出かけて、まず近所(武蔵関)の某スタジオに板タブを持って行って、原図のチェックをちらっとやり、監督のご厚意で(演出として参加している立場ではないのですが)3Dムービーの上がってきたカットのチェックに参加。まあ、未来のための勉強です。まだまだ手描き的な2Dルックの3Dというのも十分に満足できるものではないにしても監督は「すぐに追いついてくる」と。僕もそう思います。
その後方南と阿佐ヶ谷のスタジオを自転車で回り、昨日の続きでコンテ撮素材を半分作って終了。夜12時に帰還。正直一日に回れるスタジオは3つくらいが限界だと思っているので、今来ている仕事を全部回すには、計画性と生活の規則正しさと肉体の維持が必要だな、と思い始めました。もっと若い時は力技でなんとかなったこともやはりもう歳ですから無理をせずに働いていくことが大事ですね。最近は生活が荒れてたので、見直しの時期が来たようです。
僕は演出は積極的に並行して仕事をするべきだと思ってます。多くの作画さんは細切れにされたシーンを担当して、掛け持ちをするわけですが、演出はせいぜい半パートずつに分割(時間がない時の手段)くらいで、基本的には一本の作品をトータルで見なければなりません。各種打ち合わせ、チェック、編集や音響の立ち合い、リテイク出し、その後の指示などなど。抱えている作品が一本だけであってもやることは十分にあります。しかし2ヵ月、3ヵ月という制作期間、その作品だけをやっていくというのはものの見方が固定してしまう、刺激のないものになりはしないかと考えています。だから僕は仕事があるときはいっぱいいっぱいでも大体引き受けます。依頼が来て、仕事を抱えすぎてるのでと断ったのは1回しか記憶にないです。
もう一つには、もちろん作品1本3か月それだけやっても食えないので、掛け持ちせねば、というのもありますけど。でも並行して色々やった方が関わりになる監督やプロデューサーや作画さんも増えて、いろいろと他人の仕事を覘けるのは僕には楽しいことです。問題は僕が、その人たちにどれだけ返していけるのかでもあるのですが。